■男子フリースタイル97kg級・山口剛(ブシロード)「けがから復帰してマットに立つことができ、最高のコーチ陣とスタッフ、多くの方に支えられて、きょうまで来ましたが、結果で返すことができずに情けない。
最後、コーションを取れて(内容でリードしたことで)気が抜けたところがあった。投げ技が得意なので、ツーオンワンの攻撃をイメージしていたけど、相手が離れていき、くっつくことができなかった。
以前よりレベルはあがってきているつもりだった。けど、この大会のレベルもあがっていた。オリンピック予選がかかっている独特の雰囲気を感じた。自分ではリラックスして力を出し切るつもりでいたけど、どこか気負ってしまったのかもしれない。
これから、アジア予選も厳しくなる。レスリングすべてをかけて、半年すごしたい」