下山田培、井上智裕、角雅人が決勝進出…デーブ・シュルツ記念国際大会・第1日

　第20回記念大会となった「デーブ・シュルツ記念国際大会」は11月1日、米国・コロラドスプリングズで開幕。来年1月からの新階級区分・ルールによる男子グレコローマンが行なわれ、67kg級の下山田培（警視庁）、72kg級の井上智裕（富士工業）、87kg級の角雅人（自衛隊）の3選手が決勝進出を果たした。

　下山田は米国2選手とプエルトリコ1選手をいずれもテクニカルフォールで破って決勝へ進出。今年の66kg級世界チャンピオンのリュ・ハンス（柳漢壽＝韓国）と対戦する。井上は米国3選手を撃破して決勝へ。2013年アジア選手権66kg級優勝のキム・ジフン（韓国）と闘う。

　角は準決勝で今年1月のこの大会85kg級3位の米国選手を破るなど3連勝して決勝へ進出。今年3月のベービ・エムレ国際大会（トルコ）80kg級3位のギオルギ・チレキーゼ（ジョージア）を相手に国際大会初優勝を目指す。

　72kg級の森俊樹（森エンタープライズ）は初戦黒星のあと敗者復活戦第1試合を勝ち、3位の可能性を残している。

　各選手の成績は下記の通り（米国式の敗者復活戦方式で実施）。

男子グレコローマン

　【67kg級】下山田培（警視庁）　　　　11選手出場
決　 勝　Ryu, Han Su（柳漢壽＝韓国）
準決勝　○［Ｔフォール、5:43=12-3］Diaz, German（プエルトリコ）
2回戦　 ○［Ｔフォール、2:08=9-0］Auen, Jordan（米国）
1回戦　 ○［Ｔフォール、2:00=10-0］Flaharty, Morgan（米国）

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　【72kg級】森俊樹（森エンタープライズ）　　　12選手出場
敗復戦　Myers, Connor（米国）
敗復戦　○［12-7］Prado, David（米国）
2回戦　 ●［Ｔフォール、1:12=0-8］Pack, Cody（米国）
1回戦　 　ＢＹＥ

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　【72kg級】井上智裕（富士工業）　　　12選手出場
決　 勝　Kim, Ji Hun（韓国）
準決勝　○［2-1］Mueller, Brandon（米国）
2回戦　 ○［8-1］Johnson, Jamel（米国）
1回戦　 ○［Ｔフォール、2:28=8-0］Prado, David（米国）

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　【87kg級】角雅人（自衛隊）　　　15選手出場
決　 勝　Tsirekidze, Giorgi（ジョージア）
準決勝　○［4-2］Johnson, Khymba（米国）
2回戦　 ○［フォール、5:09=9-3］Park, Je Woo（韓国）
1回戦　 ○［14-7］Palmeri, Jeff（米国）