2018年世界ジュニア選手権第6日は9月22日、スロバキア・トルナバで男子フリースタイル5階級のファイナルなどが行われ、79kg級で決勝進出を果たした石黒隼士(日大)は、昨年の世界カデット選手権76kg級優勝のアーロン・マルクエル・ブロックス(米国)を11-10で破り、金メダルを獲得した。9-10とリードされながら、ラスト4秒でテークダウンを決めて逆転勝ちした。
石黒は国際大会初優勝。ジュニアの年齢区分が18~20歳となった1997年以降、日本の男子選手(両スタイル)が優勝したのは初めて。これまでは2015年の藤波勇飛(フリースタイル66kg級)ら4選手の2位が最高だった。
19~20歳の年齢区分の大会として考えると、1987年世界エスポアール選手権で笹山秀雄(フリースタイル52kg級)が優勝して以来、31年ぶり2人目となる。
【79kg級】石黒隼士(日大) 優勝=25選手出場
決 勝 ○[11-10]Brooks, Aaron Marquel(米国)