※10月17日現在、エントリーは不明です。下記はすべて本HPの予想です。
昨年の59kg級世界王者(文田健一郎)に代わって日本代表となった太田忍(ALSOK)が2月のアジア選手権と8月のアジア大会を連覇して好調。アジア大会決勝の相手だった2016年アジア選手権優勝のカニベク・ゾルチュベコフ(キルギス)、アジア選手権決勝の相手だったリ・セウン(北朝鮮)のリベンジ挑戦を退けられるか。
昨年2位のメイランベク・アイナグロフ(カザフスタン)は、その後63kg級で闘っていたが、アジア大会は60kg級で3位へ。世界選手権でもこの階級に出てくることが予想され、強敵となるだろう。アジアの2大会とも不調だったが、昨年3位のキム・スンハク(韓国)もあなどれまい。
欧州勢では、ロシアから国内選手権で勝ったミンギヤン・セメノフか、欧州選手権とセルビアの国際大会でセメノフを破ったセルゲイ・エメリンが予想され、どちらが出ても世界一を狙う実力はある。欧州選手権2位のムラド・マンマドフ(アゼルバイジャン)や3月のザグレブ・オープン(クロアチア)優勝のバージル・ムンテアヌ(ルーマニア)も優勝戦線にからむか。
キューバからは、階級を上げたオリンピック王者(イスマエル・ボレロ・モリーナ)に代わって台頭したパンアメリカン王者のルイス・アルベルト・オルタ・サンチェスが、世界の舞台でどう闘うか。
【2017年世界選手権59kg級】
[1]文田健一郎(日本)
[2]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
[3]Maryanyan, Stepan(ロシア)
[3]Kim, Seung-Hak(韓国)
[5]Zholchubekov, Kanybek(キルギス)
[5]Tsymbaliyuk, Dmitriy(ウクライナ)
【2018年欧州選手権】
[1]Emelin, Sergey(ロシア)
[2]Mammadov, Murad(アゼルバイジャン)
[3]Chkhartishvili, Dato(ジョージア)
[3]Sandron, Jacopo(イタリア)
[5]Kinsinger, Etienne(ドイツ)
[5]Kazharski, Maksim(ベラルーシ)
【2018年アジア大会】
[1]太田忍(日本)
[2]Zholchubekov, Kanybek(キルギス)
[3]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
[3]Mardani, Mehrdad(イラン)
【2018年アジア選手権】
[1]太田忍(日本)
[2]Ri, Se-Ung(北朝鮮)
[3]Zholchubekov, Kanybek(キルギス)
[3]Bakhramov, Islomjon(ウズベキスタン)
【2018年パンアメリカン選手権】
[1]Orta Sanchez, Luis Alberto(キューバ)
[2]Pimentel Gonzalez, Jansel Miguel(ドミニカ共和国)
[3]Garipov, Marat(ブラジル)
[3]Montano Arroyo, Andres(エクアドル)