中井ほのか（愛知・至学館高）がV3、櫻井はなの（愛知・至学館高）と尾﨑野乃香（JWA／東京・帝京高）が2度目の優勝…2018年世界カデット選手権・第5日（1）
6年連続優勝を達成した女子チーム
2019年世界カデット選手権第5日は8月2日、ブルガリア・ソフィアで女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、46kg級の櫻井はなの（愛知・至学館高）、61kg級の尾﨑野乃香（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高）、69kg級の中井ほのか（愛知・至学館高）の3選手が優勝、40kg級の小幡未羽（兵庫・芦屋学園）と53kg級の根本星来（神奈川・日大藤沢高）が銅メダルを獲得した。
中井はアジア・カデット選手権3位のクン・リウ（中国）相手に3－0の勝利。65kg級での2度優勝に続いての3年連続優勝を遂げた。この大会の3連覇は2013年65kg級の古市雅子（ＪＯＣエリートアカデミー／東京・安部学院高＝現自衛隊）、2014年49kg級の加賀田葵夏（東京・文化学園大杉並高＝現青山学院大）、2016年49kg級の須﨑優衣（ＪＯＣエリートアカデミー／東京・安部学院高＝現早大）が達成しており、4人目の快挙。
櫻井は中国の新鋭に6－4で勝利。2017年の40kg級に続く2度目の優勝。尾﨑は今年の欧州カデット・チャンピオンのユリア・レスコベツ（ウクライナ）に29秒でテクニカルフォール勝ち。全4試合にテクニカルフォール勝ちし、総スコアは40－0、平均試合時間は45秒という圧勝で2年連続優勝を達成した。
団体優勝の表彰を受ける笹山秀雄監督（自衛隊）
前日の準決勝で敗れて3位決定戦に進んだ小幡は欧州カデット選手権3位のイタリア選手にテクニカルフォール勝ち。昨年のU15アジア選手権に続く国際大会の優勝を達成。根本は敗者復活戦でルーマニア選手を破り、3位決定戦で昨年49kg級2位のポリナ・ルキナ（ロシア）を4－3で破った。初の国際大会でメダルを獲得。
女子は昨年と同じ6階級を制し、銅メダルは3個。国別対抗得点は195点をマークし、中国に68点の大差をつけて6年連続優勝を達成した。3位は米国。
各選手の成績は下記の通り。（写真＝チーム提供）
女子
【40kg級】小幡未羽（兵庫・芦屋学園） 3位＝13選手出場
３決戦 ○［Ｔフォール、1:50=10-0］Chessa, Michela（イタリア）
（以下は前日に実施）
準決勝 ●［9-10］Komal, Komal（インド）
２回戦 ○［Ｔフォール、2:19=10-0］Semchova, Violetta（ウクライナ）
１回戦 ○［Ｔフォール、2:34=12-2］Bajan, Nicoleta Cristina（ルーマニア）
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【46kg級】櫻井はなの（愛知・至学館高） 優勝＝20選手出場
決 勝 ○［6-4］Liang, Xuejing（中国）
（以下は前日に実施）
準決勝 ○［Ｔフォール、2:58=11-0］Hernandez Sanchez, Adriana Berenis（メキシコ）
３回戦 ○［Ｔフォール、3:03=10-0］Hanny, Kumari（インド）
２回戦 ○［フォール、1:05=6-0］Boneva, Julieta Todorova（ブルガリア）
１回戦 ○［5-4］Yanotova, Anastasia（ベラルーシ）
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【53kg級】根本星来（神奈川・日大藤沢高） 3位＝19選手出場
３決戦 ○［4-3］Lukina, Polina（ロシア）
敗復戦 ○［7-0］Puiu, Ana Maria（ルーマニア）
（以下は前日に実施）
３回戦 ●［5-6］Shi, Zhaojing（中国）
２回戦 ○［Ｔフォール、2:35=10-0］Taneva, Mima Stoyanova（ブルガリア）
１回戦 ＢＹＥ
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【61kg級】尾﨑野乃香（JOCエリートアカデミー／東京・帝京高） 優勝＝21選手出場
決 勝 ○［Ｔフォール、0:29=10-0］Leskovets, Yulia（ウクライナ）
（以下は前日に実施）
準決勝 ○［Ｔフォール、1:27=10-0］Welker, Kylie（米国）
２回戦 ○［Ｔフォール、0:42=10-0］Sobirova, Laylokhon（ウズベキスタン）
１回戦 ○［Ｔフォール、0:20=10-0］Piotrowska, Urszula（ポーランド）
１回戦 ＢＹＥ
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【69kg級】中井ほのか（愛知・至学館高） 優勝＝18選手出場
決 勝 ○［3-0］Liu, Cun（中国）
（以下は前日に実施）
準決勝 ○［3-1］Elor, Amit（米国）
３回戦 ○［Ｔフォール、3:10=10-0］Saritac, Melisa（トルコ）
２回戦 ○［8-0］Sghaier, Zaineb（チュニジア）
１回戦 ＢＹＥ
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《国別対抗得点》
［1］日本 195点、［2］中国 127点、［3］米国 106点、［4］ロシア 101点、［5］インド 95点、［6］ウズベキスタン 71点
