【アルマトイ(カザフスタン)】東京オリンピック・アジア予選は4月9日、カザフスタン・アルマトイで開幕。男子グレコローマンが行われ、キルギスが3階級で出場枠を獲得。イラン、韓国、中国が2階級ずつ、日本、カザフスタン、ウズベキスタンが1階級ずつ取った。
キルギスは60kg級で昨年のアジア選手権優勝のジョラマン・シャルシェンベコフ、77kg級で2018年アジア大会2位のアクジョル・マフムドフが優勝。97kg級で2019年アジア選手権優勝のウズール・ジュズプベコフが2位に入った。
イランは67kg級でモハマドレザ・ゲラエイが優勝。すでに77kg級で出場枠を手にしている兄のマハマダリ・ゲラエイとともに兄弟でのオリンピック出場を決めた。97kg級では昨年のアジア選手権優勝のモハマドハジ・アブドラ・サラビが優勝して出場枠を獲得。
韓国は2013年世界選手権66kg級優勝のリュ・ハンス(柳漢壽)と2018年世界選手権3位のキム・ミンソク(金民石)がともに2位に入り、オリンピック出場枠を手にした。2012年ロンドン・オリンピック66kg級優勝のキム・ヒョンウ(金炫雨)は77kg級で7位に沈み、出場権を手にすることはできなかった。
各階級の成績は下記の通り(太字が出場枠獲得)。
【60kg級】
[1]Sharshenbekov, Zholaman(キルギス)
[2]Walihan, Sailike(中国)
[3]Mirzoradzhabov, Firuz(タジキスタン)
[3]Chung, Han-Jae(韓国)
【67kg級】
[1]Geraei, Mohammadali Abdolhamid(イラン)
[2]Ryu, Han-Soo(韓国)
[3]Ashu(インド)
[3]Vardanyan, Aram(ウズベキスタン)
【77kg級】
[1]Makhmudov, Akzhol(キルギス)
[2]屋比久翔平(日本)
[3]Singh, Gurpreet(インド)
[3]Zhang, Hujun(中国)
【87kg級】
[1]Tursynov, Nursultan(カザフスタン)
[2]Peng, Fei(中国)
[3]角雅人(日本)
[3]Kim, Jin-Hyeok(韓国)
【97kg級】
[1]Saravi, Mohammadhadi Abdollah(イラン)
[2]Dzhuzupbekov, Uzur(キルギス)
[3]Chen, Yanan(中国)
[3]Lee, Se-Yeol(韓国)
【130kg級】
[1]Abdullaev, Muminjon(ウズベキスタン)
[2]Kim, Min-Seok(韓国)
[3]Meng, Lingzhe(中国)
[4]Naveen, Naveen(インド)