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2021.04.26

【5.6~9世界最終予選・展望(3)】キューバが要注意、あとは横一線の闘い…男子フリースタイル86kg級

 

《2018~21年主要国際大会成績》※網掛けが出場枠獲得国

男子フリースタイル 57kg 86kg 97kg 125kg
男子グレコローマン 67kg 87kg 97kg 130kg

【男子フリースタイル86kg級・日本代表】高谷惣亮(ALSOK)

2020年パンアメリカン選手権で優勝したユリエスキ・トルレブランカ・クエラルタ(キューバ)。予選ではデービッド・テーラー(米国)に敗れ、出場枠を取れず=提供・UWW

 2019年パンアメリカン大会優勝・2020年パンアメリカン選手権優勝のユリエスキ・トルレブランカ・クエラルタ(キューバ)がパンアメリカン予選3位に終わって残った。2019年ワールドカップで高谷惣亮が10-5で勝っている。現在32歳。1年以上国際大会に出場しておらず、どこまで実力をキープしているか。

 2018年世界選手権3位のタイムラス・フリエフ(スペイン=元ロシア)は、欧州予選には出てこなかったが、昨年12月の個人戦ワールドカップには出て5位。最後のチャンスにかけることも考えられるが、34歳の年齢でどこまで実力をキープしているか。

 2019年欧州大会3位・世界選手権7位のアフメド・デュダロフ(ドイツ=ロシア生まれ)、昨年12月の個人戦ワールドカップ3位で欧州予選3位のピオトル・イアヌロフ(モルドバ)、欧州予選3位のボリス・マコエフ(スロバキア=元ロシア)、2018年欧州選手権3位のサンドラ・アミナシビリ(ジョージア)らが、どこまで勝ち上がってくるか。

 アジア予選で高谷惣亮とともに3位だったアザマト・ダウレトベコフ(カザフスタン)は、アジア選手権で2度2位になった成績を持つ。予選5位のヌルチレク・カリプバエフ(キルギス)は、今回の予選で高谷が6-1で下しているが、同国からは2019年アジア選手権2位のアリガジ・ガミガジエフの出場も予想される。2019年アジア選手権3位のガンクヤグ・ガンバータル(モンゴル)とともに、アジア勢に足元をすくわれてはなるまい。


東京オリンピック・世界最終予選(5月6~9日、ブルガリア・ソフィア)

5月5日(水)3スタイル抽選
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  6日(木)男子フリースタイル全6階級(1回戦~準決勝)
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  7日(金)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
      女子全6階級(1回戦~準決勝)
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  8日(土)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
      男子グレコローマン全6階級
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  9日(日)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル







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