※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
昨年の全日本選手権を制しアジア選手権を経験した阪部創(自衛隊)と全日本選手権3位の鶴田峻大(自衛隊)の同門が優勝を争うか。全日本選手権では初戦で激突し、阪部が4-1で勝っている。階級を上げたのは鶴田の方が早く、昨年はアジア選手権も経験しているので意地を見せたいところ。
2018・19年に全日本学生選手権を制した奈須川良太(神奈川大)、2019年全日本選手権3位の塩川貫太(長野県協会)が浮上できるか。
全日本大学グレコローマン選手権で、2019年2位の谷崎匠(山梨学院大)、2020年2位の神澤翔(青山学院大)、東日本学生の新人戦で2階級(87・97kg級)を制した宮本海渡(日体大)も、ワンランク上へ行くべき段階だろう。
《歴代優勝選手》=男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女 子
▼決勝
阪部創(自衛隊)○[6-3]●角雅人(自衛隊)
▼3位決定戦
鶴田峻大(自衛隊)○[Tフォール、2:25=9-0]●宮本海渡(日体大)
※昨年12月の全日本選手権のこの階級の1~3位以外はアイウエオ順
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《2020年全日本選手権優勝》
阪部創(自衛隊=さかべ・そう)
1993年10月19日生まれ、27歳。和歌山県出身。和歌山・紀北工高~神奈川大卒。178cm。2019年国民体育大会優勝
《2020年全日本選手権3位》
鶴田峻大(自衛隊=つるだ・たかひろ)
1995年12月7日生まれ、25歳。沖縄県出身。沖縄・沖縄尚学高卒。182cm。2020年アジア選手権4位
神澤翔(青山学院大=かみざわ・しょう)
2000年1月11日生まれ、21歳。兵庫県出身。兵庫・猪名川高卒。178cm。2020年全日大学グレコローマン選手権2位
北脇香(山梨・韮崎工高=きたわき・きょう)
2003年6月25日生まれ、17歳。神奈川県出身。172cm。2019年国民体育大会・少年92kg級優勝
塩川貫太(長野県協会=しおかわ・かんた)
1995年10月14日生まれ、25歳。長野県出身。長野・北佐久農高~日体大卒。178cm。2019年全日本選手権3位、
谷崎匠(山梨学院大=たにざき・たくみ)
1999年7月16日生まれ、21歳。岐阜県出身。岐阜・岐南工高卒。171cm。2019年全日大学グレコローマン選手権2位
奈須川良太(神奈川大=なすかわ・りょうた)
1999年10月2日生まれ、21歳。神奈川県出身。神奈川・磯子工高卒。181cm。2019年全日本学生選手権優勝
宮本海渡(日体大=みやもと・かいと)
2000年4月21日生まれ、21歳。茨城県出身。千葉・日体大柏高卒。172cm。2020年全日本選手権4位