【5.27～30全日本選抜選手権・展望（17）】全日本選手権1～4位がそろった激戦を勝ち抜くのは誰か？…男子フリースタイル74kg級
男子フリースタイル74kg級・展望（2021年5月28日実施）
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
全日本選手権に続く優勝なるか、木下貴輪（クリナップ）＝撮影・矢吹建夫
全日本選手権優勝の木下貴輪（クリナップ）、同２位の高谷大地（自衛隊）、同３位の三輪優翔（ALSOK）、同4位の志賀晃次郎（警視庁警察学校）の上位選手がそろった。
いずれも数年前までは65kg級や70kg級で闘っていて、東京オリンピックを目指して74kg級へアップした選手。その夢はついえたが、2024年パリ・オリンピックへ向けての新たな闘いで先を行く選手はだれか。全日本を制した木下、2020年アジア選手権で銅メダルを取った高谷がわずかにリードした形だが、勝負は始まったばかり。
2019年全日本大学選手権を制した川畑孔明（自衛隊）、2018・19年インターハイ2連覇の佐藤匡記（山梨学院大）らの上位進出なるか。
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子
2020年全日本選手権 → クリック
▼決勝
木下貴輪（クリナップ）○［7-3］●高谷大地（自衛隊）
▼3位決定戦
三輪優翔（日体大）○［Ｔフォール、1:17=10-0］●志賀晃次郎（拓大）
エントリー選手（8選手）
※昨年12月の全日本選手権のこの階級の1～3位以外はアイウエオ順
 木下貴輪 |
 高谷大地 |
 三輪優翔 |
 志賀晃次郎 |
《2020年全日本選手権優勝》
木下貴輪（クリナップ＝きのした・きりん）
1995年5月11日生まれ、26歳。鹿児島県出身。鹿児島・鹿屋中央高～山梨学院大卒。175cm。2019年国民体育大会優勝
《全日本選手権優勝2位》
高谷大地（自衛隊＝たかたに・だいち）
1994年11月22日生まれ、26歳。京都府出身。京都・網野高～拓大卒。169cm。2020年アジア選手権3位
《2020年全日本選手権3位》
三輪優翔（ALSOK＝みわ・ゆうと）
1998年11月10日生まれ、22歳。和歌山県出身。和歌山・和歌山北高～日体大卒。173cm。2019年全日本選手権3位
川畑孔明（自衛隊＝かわばた・こうめい）
1997年9月11日生まれ、23歳。鹿児島県出身。鹿児島・樟南高～東洋大卒。173cm。2019年全日本大学選手権優勝
小柴伊織（日体大＝こしば・いおり）
2003年2月27日生まれ、18歳。佐賀県出身。佐賀・鳥栖工高卒。170cm。2020年全国高校選抜大会71kg級優勝
佐藤匡記（山梨学院大＝さとう・まさき）
2001年5月7日生まれ、20歳。神奈川県出身。JOCエリートアカデミー／東京・帝京高卒。173cm。2019年インターハイ71kg級優勝
志賀晃次郎（警視庁＝しが・こうじろう）
1998年8月29日生まれ、22歳。大阪府出身。京都・京都八幡高～拓大卒。171cm。2020年全日本大学選手権優勝
中村優太（ゴーゴーカレーグループ＝なかむら・ゆうた）
1996年11月28日生まれ、24歳。石川県出身。石川・星稜高～専大卒。171cm。2019年全日本社会人選手権3位
