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2021.07.04

平野信昭・元協会事務局長が国際セパタクロー連盟(ISTAF)とアジア・セパタクロー連盟(ASTAF)から功労賞を受賞

 

国際&アジアのセパタクロー連盟から功労賞を受賞した平野信昭さん=ASTAF三澤副会長提供

 1980年代に日本協会(当時は日本アマチュアレスリング協会)の事務局長を務めていた平野信昭さんが、セパタクロー競技への長年のご功績が認められ、国際セパタクロー連盟(ISTAF)とアジア・セパタクロー連盟(ASTAF)から功労賞を受賞した。

 6月21日に、ASTAFの三澤勝副会長が両連盟からの賞状を贈呈し、アブドゥル・ハリム・カデルISTAF事務局長/ASTAF会長がリモートで祝辞を述べた。

 平野さんは自衛隊出身。世界選手権の監督なども務め、1980年代から本協会の事務局長を務める一方、退職後の1994~99年には全国少年少女連盟の2代目会長を務めた。

 事務局長時代の1983年から1992年まで日本体育協会(現・日本スポーツ協会)とフジサンケイグループの主催で開催された「国際スポーツフェア」のイベントで、アジア発祥の競技であるセパタクロー競技のお世話をしたことから、笹原正三氏(元本協会会長)、衞藤藩吉氏(元亜大学長)らと発起人になり、1989年に日本セパタクロー協会を設立。

ASTAFの三澤勝副会長が賞状を手渡した=同

 その後、同事務局長、会長を歴任し、日本のセパタクロー競技の普及発展に努めた。現在は名誉会長。今回、その功績がたたえられた。現在、同協会の専務理事兼事務局長には、1988年ソウル・オリンピックのレスリング・チームのトレーナーを務めた野田哲由さん(日体大卒)が就任している(関連記事)。

 セパタクローは、9世紀頃から東南アジアの各地で行われており、ネットをはさんで足や頭を使ってボールを相手コートに返し合う競技。バレーボールに似ているが、腕や手は使えず、足や頭を使って競う。

 1997年には日本オリンピック委員会(JOC)に承認され、現在は準加盟団体。1990年アジア大会(北京)から正式種目となり、1998年大会(タイ)では女子も加わった。難易度が高いため小中高校生の競技者は少なく、大学生や社会人が中心だが、全日本選手権には50を超えるチームが参加する。







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