2021年東京オリンピック第2日は8月2日、千葉・幕張メッセで新たに男女3階級がスタート。女子68kg級でオリンピック2連覇を目指す土性沙羅(東新住建)、男子グレコローマン77kg級で初出場の屋比久翔平(ALSOK)とも、銅メダルを目指すことになった。
土性は、1回戦で2019年世界チャンピオンのタミラ・メンサストック(米国)にテクニカルフォール負け。メンサストックが決勝に進んだことで、敗者復活戦へ進む。2018年アジア大会優勝のゾウ・フェン(周鳳=中国)と3位決定戦進出を争う。
屋比久は1回戦で今年のアジア選手権3位のデメウ・ザドラエフ(カザフスタン)に逆転勝ちしたものの、2回戦で2019年世界選手権優勝のタマス・ロエリンツ(ハンガリー)に1-3で黒星。ロエリンツが決勝に進み、道がつながった。
敗者復活戦で闘うべき相手が初戦に不戦敗だったため、闘うことなく3位決定戦へ進む。2018年アジア大会優勝のモハマダリ・アブドルハミド・ゲラエイ(イラン)と銅メダルを争う。
日本選手の成績は下記の通り。
【68kg級】土性沙羅(東新住建) 16選手出場
1回戦 ●[Tフォール、2:07=0-10]Stock, Tamyra Mariama Mensah(米国)
【77kg級】屋比久翔平(ALSOK) 16選手出場
2回戦 ●[1-3]Loerincz, Tamas(ハンガリー)
1回戦 ○[5-3]Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)