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2021.08.12

乙黒拓斗、須﨑優衣、向田真優が1位…2021年UWWランキング

 

 2021年東京オリンピックが終わり、2021年のランキング大会は10月の世界選手権(ノルウェー)を残すのみとなった。現段階で1位を奪取した日本選手は、男子フリースタイル65kg級の乙黒拓斗(自衛隊)、女子50kg級の須﨑優衣(早大)、同53kg級の向田真優(ジェイテクト)の3選手。

2位に30点差をつけてランキング1位に躍り出た乙黒拓斗(自衛隊)=提供・UWW(撮影:Martin Gábor)

 同じ優勝選手でも、女子57kg級の川井梨紗子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)と同62kg級の川井友香子(同)は、4月のアジア選手権に出場できなかったのが響いて2位となった。女子57kg級は2位のイリナ・クラチキナ(ベラルーシ)が欧州選手権で優勝し、「ポーランド女子国際大会」で2位、62kg級も2位のアイスルー・チニベコワ(キルギス)がアジア選手権と「ポーランド女子国際大会」で優勝しており、ポイント数でオリンピック・チャンピオンを上回った。

 日本のオリンピック代表選手で世界選手権に出場する選手はいないため、年間の1位を取る可能性があるのは乙黒ら3選手ということになる。世界選手権では、最高で「60点」が加算されるので、最終順位では3選手とも1位を保てない可能性はある。

 その意味では、男子グレコローマン67kg級の下山田培(警視庁)に1位奪取の可能性が残されている。下山田はアジア選手権優勝によって、現在のポイントは「18点」。世界選手権で優勝すれば「78点」となる。現在、「68点」で1位のオリンピック王者モハマド・レザ・アブドルハム・ゲラエイ(イラン)が不参加なら、これを上回る。

 ランキングの各階級の1位選手には1万ドル(約105万円)、2位選手には7,000ドル(約73万5000円)、3位選手には3,000ドル(約31万5000円)の賞金が授与される。

 日本が1位の階級のランキングは下記の通り。


 【男子フリースタイル65kg級】
[1]乙黒拓斗(日本)88点
[2]Punia, Bajrang(インド)58点
[3]Aliev, Haji(アゼルバイジャン)44点
[4]McKenna, Joseph Christopher(米国)40点
[5]Ghiasi Cheka, Morteza Hassanali(イラン)30点

 【女子50kg級】
[1]須﨑優衣(日本)68点
[2]Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)60点
[3]Sun, Yanan(中国)44点
[4]Hildebrandt, Sarah Ann(米国)44点
[5]Livach, Oksana(ウクライナ)44点

 【女子53kg級】
[1]向田真優(日本)68点
[2]Phogat, Vinesh(インド)58点
[3]Pang, Qianyu(中国)44点
[4]Valverde Melendres, Luisa Elizabeth(エクアドル)30点
[5]Khoroshavtseva, Olga(ROC)28点







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