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2021.10.19

【2021年世界選手権・レビュー(1)】男子フリースタイル57kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【男子フリースタイル57kg級・優勝】
トーマス・ギルマン(Gilman, Thomas Patrick=米国)

▲提供=UWW / Tony Rotundo

▲提供=UWW / Tony Rotundo)

 1994年5月28日生まれ、27歳。高校時代にネブラスカ州王者に4度君臨。アイオワ大での全米学生(NCAA)選手権は2位が最高。卒業後の2017年に世界選手権の代表となり、決勝に進むも高橋侑希に敗れて2位。2018年世界選手権5位のあと、翌2019年は世界選手権代表を逃したが、東京オリンピック・パンアメリカン予選出場のチャンスを優勝で生かしてオリンピックへ。初戦で2年連続世界王者のザウール・ウグエフ(ROC=ロシア・オリンピック委員会)に4-5で敗れながら、敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得。

 今大会は初戦でロシア選手権3位のアブバクール・ムタリエフ(RWF=ロシア・レスリング連盟)をフォールで破って波に乗り、4試合を勝ち抜いた。米国がフリースタイル最軽量級で優勝するのは2008年北京オリンピック55kg級のヘンリー・セフード以来。世界選手権に限れば、1998年大会54kg級のサムエル・ヘンソン以来、23年ぶり。

 ■トーマス・ギルマンの話「やっと頂点に立つことができ、とてもうれしい。(世界に出てから)4~5年はかかった。パリ・オリンピックまで、あと3年ある。もう一度勝てることが希望だが、今は少し休みたい」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[5-3]Sarlak, Alireza Nosratolah(イラン)
準決勝 ○[Tフォール、5:27=15-5]Lehr, Horst Justin(ドイツ)
2回戦 ○[Tフォール、4:23=11-1]Egorov, Vladimir(北マケドニア)
1回戦 ○[フォール、1:16=3-0]Mutaliev, Abubakr(RWF)


【表彰式】

▲提供=UWW / Martin Gabor

[2]Sarlak, Alireza Nosratolah(イラン)
[3]Lehr, Horst Justin(ドイツ)
[3]Tsiutryn, Aryan(ベラルーシ)


【決勝・動画】
Gilman, Thomas Patrick(米国)○[5-3]●Sarlak, Alireza Nosratolah(イラン)







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