日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2022.06.15

6.19~22 U17アジア選手権(キルギス)出場の男子グレコローマン・チームが出発

 

 6月19日(日)からキルギス・ビシュケクで行われる2022年U17アジア選手権に出場する男子グレコローマンの日本代表チームが6月14日、羽田空港から出発した。イスタンブールを経由して現地へ向かう。

 新型コロナウィルスの感染拡大が始まった2020年以降、シニアの世界選手権やアジア選手権以外の海外遠征は初めて。森下浩チームリーダー(和歌山・和歌山北高教)は「難しい状況の中で派遣してもらえることに感謝しています」と、まず遠征実現に尽力してくれた人たちへ感謝の言葉を口にした。

キルギスへ向かったU17男子グレコローマン・チーム

 その努力に報いるため、「選手をしっかりとサポートし、ひとつでも多くのメダルを持って帰ってきたい。外国がどの程度の実力を持っているか分からない状況。ウォーミングアップのときから外国選手を研究したい」と話した。

 全国高体連レスリング専門部の強化委員長になって初めての遠征となり、「気が引き締まる思いです」と言う。加えて、コロナが終息したわけではないので対策にも神経を使わなければならない状況。「大切な選手を預かっています。感染防止だけでなく、けがや事故のないよう、細心の注意を払いたいと思います」と、気を緩めることなく遠征に臨む。

 平井満生コーチ(山梨・甲府城西高教)も、遠征実現への感謝の言葉が第一声だった。2年間も遠征がなかったので、選手の多くが初の国際大会となるが、物おじしている様子は感じられず、「力を爆発させて結果を残してくれると期待しています」と言う。

 大学生のアジア王者や世界王者が誕生するなど、若い世代のグレコローマンの躍進は目を見張るものがある。前日、東京実業高校のマットで練習し、各選手の技術や動きを見たが、「数年前より格段に進歩しているのが、はっきり分かります。(亜流=本物をまねているだけで劣っていること=ではなく)グレコローマンの技術が浸透しています」と、その勢いはU17世代にも及んでいることを実感。「高い技術が試合でいかされるはず」と期待した。

 15日(水)に女子、16日(木)に男子フリースタイルが出発する。


2022年U17アジア選手権/スケジュール

6月19日(日) 男子グレコローマン45・48・51・55・60・92・110kg級
   20日(月) 男子グレコローマン65・71・80kg級/女子40・46・53・61・69kg級
   21日(火) 女子43・49・57・65・73kg級/男子フリースタイル65・71・80kg級
   22日(水) 男子フリースタイル45・48・51・55・60・92・110kg級


男子グレコローマン・チーム

【チームリーダー(3スタイル)】森下浩(和歌山・和歌山北高教)

【コーチ】平井満生(山梨・甲府城西高教)、梅野貴裕(愛媛・八幡浜工高教)=15日に出発

【トレーナー(3スタイル)】濱田澪(ハンズコーポレーション)

 《男子グレコローマン代表選手》
▼45kg級 岸田大雅(山口・豊浦高)
▼48kg級 坪田諭依(滋賀・八幡工高)
▼51kg級 森下大輔(和歌山・和歌山北高)
▼55kg級 稲岡心空(富山・高岡向陵高)
▼60kg級 八隅士和(東京・自由ヶ丘学園高)
▼65kg級 坂上翔琉(群馬・館林高)
▼71kg級 高橋侑臣(高知・高知南高)
▼80kg級 渡邊虎汰郎(新潟・八海高)
▼92kg級 近藤大朗(愛知・名古屋高)
▼110kg級 中沢遥貴(山梨・甲府城西高)







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

    

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に