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2022.08.03

U17世界選手権(イタリア)出場の男子フリースタイル・チームが帰国

 

 イタリア・ローマで行われたU17世界選手権に出場した男子フリースタイル・チームが8月2日、羽田空港に帰国した。60kg級の荻野大河(埼玉・埼玉栄高)が銅メダルを獲得し、5位と7位に1選手ずつ入賞。国別対抗得点は39点で9位だった。

イタリアから帰国したU17男子フリースタイル・チーム

 江藤正基コーチ(日本協会)は「国別対抗で(前回と同じ)4位を目標にしていたので、9位は納得いかないのですが」と前置きしつつ、闘い方次第では勝てたという試合もあり、前回より大きく劣っていたわけではないことを強調。重量級も、グラウンドで差があるのであって、スタンドでは互角近くに闘えており、通用しなかったわけではないと言う。

 やはり2年間の国際大会のブランクは感じられ、マイナス部分はあった。先に攻めなければならないことは分かっていても、思うようにできず、「外国選手の闘志に臆する部分もあった」と言う。1ピリオド2分間の闘い方を体で分かれば、もう少し違った結果になると予想する。

 唯一メダルを取った荻野は、「最後は気持ちだった。自分がメダルを取って(日本の伝統を)守るんだ、という気持ちが体に表れていた。(3位決定戦は)地元の選手が相手で、すごい声援だったが、臆するところはなく、先に攻めてポイントを取る理想的な試合展開で勝てた」と振り返る。

成田空港での最後のミーティング

 荻野を勝たせるため、チームメート、ドクター、トレーナーも一丸となって“闘った”そうで、この団結力が今後の各選手に生きると期待。「鉄は熱いうちに打て」とばかりに試合が終わってから練習したが、「選手の目の輝きがあった。気持ちの変化がはっきり感じられた」と言う。

 成瀬一彦コーチ(岐阜・中津商高教)も、荻野の銅メダル獲得を「全員で勝ち取った銅メダル」と断言し、そのときのチーム盛り上がりを絶賛した。もちろん、荻野に接戦をものにして3位決定戦まで勝ち上がる力があったことが大きいが、3位決定戦に臨むにあたって動画で相手をしっかりと分析・研究していたことも勝因に挙げる。「相手のよさをつぶし、相手のレスリングをさせなかったですね」と振り返った。

 上位入賞できなかった選手も、試合の流れ次第では勝てた試合も多く、「今回の課題をもとに、海外での試合運びを学んでほしい。こちらも伝えられるようにしたい」と話した。


銅メダル獲得の荻野大河(埼玉・埼玉栄高)

 ■60kg級3位・荻野大河(埼玉・埼玉栄高)「メダルを取れてうれしい、という気持ちと、自分のスタイルが世界で通用してよかった、という気落ちです。最終日は自分しか残っておらず、相手は地元の選手、すごい声援に飲まれそうになりましたが、みんなの応援とサポートもすごく、それで気持ちが上がり、力も出て頑張れました。技術的には、相手に合わせることなく自分のスタイルを貫けたことが勝因だったと思います。

 準決勝のU17アジア王者(キルギス)は、タックルの勢いやパワーが日本選手とは違っていました。まだ差を感じました。足をさわらせないことを注意するとともに、どんな選手が相手でも絶対に倒す、という気持ちをしっかり鍛えていきたい。しばらく国内の試合が続きますが、今まで以上にいい成績を残し、次の国際大会では優勝できるように頑張りたい」







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