【クロアチア・ザグレブ】2023年の世界レスリング連盟(UWW)のランキング・シリーズ第1戦、「ザグレブ・オープン」第2日は2月2日、クロアチア・ザグレブで男子フリースタイル4階級と女子2階級が行われ、女子50kg級の須﨑優衣(キッツ)と同55kg級の清岡もえ(育英大)が優勝した。
須﨑は1、2回戦をフォールとテクニカルフォールで快勝。準決勝は、2021年東京オリンピック3位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)と対戦予定だったが、相手の負傷棄権で不戦勝。決勝は、昨年12月のワールドカップの中国代表のジュ・チアンに12-1のテクニカルフォールで勝ち。国際大会を19大会連続で制した。
清岡は、5者リーグ戦で4戦全勝をマーク。最後は昨年の欧州選手権2位のマリアナ・ドラグタン(モルドバ)にテクニカルフォール勝ちだった。
男子フリースタイル97kg級の石黒峻士(新日本プロレス職)は初戦の2回戦で昨年の世界王者カイル・スナイダー(米国)に敗れ、敗者復活戦でも黒星。同125kg級の山本泰輝(自衛隊)は初戦敗退だった。
男子フリースタイルは全日程を終了し、日本は前日の「銀2」だった。
各選手の成績は下記の通り。
【97kg級】石黒峻士(新日本プロレス職) 12位=14選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[Tフォール、2:38=0-11] Magomedkhan MAGOMEDOV(アゼルバイジャン)
2回戦 ●[Tフォール、3:14=1-12]Kyle Frederick SNYDER(米国)
1回戦 BYE
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【125kg級】山本泰輝(自衛隊) 14位=15選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[フォール、0:53=1-4]Georgi Lyubomirov IVANOV(ブルガリア)
※敗者復活戦に回れず
【50kg級】須﨑優衣(キッツ) 優勝=19選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[Tフォール、4:58=12-1]Jiang ZHU(中国)
準決勝 ○[不戦勝=負傷]Mariya STADNIK(アゼルバイジャン)
3回戦 ○[Tフォール、2:17=10-0]Jasmina IMMAEVA(ウズベキスタン)
2回戦 ○[フォール、1:59=8-0]Meng FAN(中国)
1回戦 BYE
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【55kg級】清岡もえ(育英大) 優勝=5選手出場《トーナメント表》
リーグ戦5回戦 ○[Tフォール、3:31=12-2]Mariana DRAGUTAN(モルドバ)
リーグ戦4回戦 BYE
リーグ戦3回戦 ○[Tフォール、4:34=10-0]Lauren Crisanne MASON(米国)
リーグ戦2回戦 ○[Tフォール、5:52=11-0]Erika BOGNAR(ハンガリー)
リーグ戦1回戦 ○[Tフォール、3:10=10-0]Laura STANELYTE(リトアニア)