【展望】自由ヶ丘学園（東京）の初優勝なるか…2023年風間杯全国高校選抜大会（学校対抗戦）
2023年風間杯全国高校選抜大会は3月27日（月）～29日（水）、新潟・新潟東総合スポーツセンターで行われ、昨年王座を奪還した日体大柏（千葉）が連覇を目指す一方、関東予選で日体大柏を破って優勝した自由ヶ丘学園（東京）が初優勝を目指す。
2019年大会以来、4年ぶりの有観客大会。どのチームが、最後に応援団に笑顔を見せられるか。（注＝大声での声援は控えてもらうなど、規制はあります → クリック）
大会日程
3月27日（月） 学校対抗戦（1回戦～3回戦）
28日（火） 学校対抗戦（準々決勝～決勝）／個人戦（1回戦～2回戦）
29日（水） 個人戦（3回戦～決勝）
▲初の全国制覇を目指す東京・自由ヶ丘学園＝2023年2月、関東予選
学校対抗戦・展望（トーナメント表）
昨年、王座を奪還した日体大柏（千葉）が連覇を目指しているが、2月の関東予選では、自由ヶ丘学園（東京）が決勝で日体大柏を破って初優勝を達成。5－2というスコアからすると、負傷者などが出なければ自由ヶ丘学園が優勝候補の筆頭と言っていいだろう。
同校は、2018年大会では決勝まで進んだものの、日体大柏に1－6で敗れていた。関東を初制覇した勢いに乗り、5年前のリベンジを果たして初の全国制覇達成なるか。
準決勝進出のための別ブロックからは、近畿予選の全試合を6－1以上で制した和歌山北（和歌山）が勝ち上がってくるか。
2年連続2位で、コンスタントに上位に入っているいなべ総合学園（三重）が、どう闘うか。お互いに勝ち上がれば、自由ヶ丘学園と3回戦で対戦する組み合わせ。東海予選では飛龍（静岡）に敗れて2位だったが、同予選は11月に実施されており（関東予選などは年が明けてから）、それから4ヶ月の期間があった。どう戦力をアップさせているか。
東海予選を勝ち抜いた飛龍は、自由ヶ丘学園とは別ブロック。準決勝までのブロックに一昨年優勝の鳥栖工（佐賀）がいる。高校三冠王者の甫木元起（学校対抗戦では125kg級）を中心に、九州予選をすべて6－1以上のスコアで勝ち抜いた実力チームと、どう闘うか。
日体大柏は、51kg級の不在をどう埋めるかがカギ。関東予選・個人戦で最多の3階級を制した花咲徳栄（埼玉）と準決勝進出を争うか。
