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2022.07.19

吉田沙保里さんの好敵手トーニャ・バービック(カナダ)が米国アイオワ大のコーチへ

 

 昨年11月、2008年世界選手権48kg級優勝のクラリッサ・チャンを迎えて女子に取り組んだ米国大学の強豪チーム、アイオワ大に、吉田沙保里さんのライバルで3度のオリンピックでメダルを取ったトーニャ・バービック(カナダ)が加わることになり、7月15日、チャン・コーチが発表した。

吉田沙保里さんと何度も激闘を展開したトーニャ・バービック(カナダ)。米国女子の育成に情熱を注ぐ=写真は2011年世界選手権(撮影・矢吹建夫)

 バービックは女子55kg級で闘い、2004年アテネ大会で銀、2008年北京大会で銅、2012年ロンドン大会で銀の3個のメダルを獲得。いずれも吉田さんに敗れた結果で、世界選手権には6度出場しているものの、世界一には届かなかった。しかし、カナダ女子初&最多のオリンピック・メダリストであり、パンアメリカン選手権ほかで優勝を重ねるなどカナダを代表する選手だった。

 2012年で引退し、2017年からナショナルチームのコーチへ。2019~21年には男女を統括するヘッドコーチとしてカナダを支えた。アイオワ大・女子チームのコーチ就任に際し、「“勝つ文化”を推進しているチームの一員となり、レスリングを愛するコミュニティに加わることに、感謝と興奮に満ちています」とコメント。多様なコーチング・スタッフを集める方針を進めたチャン・コーチへの感謝の言葉を続けた。

 チャン・コーチは「彼女はアスリートとして成功し、コーチとして男子と女子の両方の代表チームを支えてきた人物です。彼女のレスリングに対する情熱が大好きです。カナダのシステムから生まれた多様性と新鮮なアイデアをもたらしてくれるものと思います」と期待した。

 アイオワ大は、1972年ミュンヘン・オリンピック金メダリストのダン・ゲーブル監督の下で1976年から1997年の間に全米大学(NCAA)選手権に16回優勝するなど、23回の優勝を誇る強豪チーム。ペンシルベニア州立大の台頭によって優勝から見放されていたが、2021年3月の同大学の5連覇を阻止し、大学王者に返り咲いた。

 チャンはハワイ出身で、中国系米国人の父と日本人(日系三世)の母の間に生まれ、祖母は福岡県出身。柔道を経てハワイの高校でレスリングを始め、ミズーリバレー大で続けて全米選手権を5度制覇。2008年北京・2012年ロンドンの2度のオリンピックの48kg級に出場。ロンドンでは銅メダル。その間の2008年世界選手権(東京)で優勝した。(関連記事







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